生活用品をネットで買うことが一般化すると

マンションでは冷蔵設備完備の宅配の代理受け取りサービスを備えていることが消費者に訴求力を持つようになったりするだろうな。そして主婦はその買出しにかかる時間を何かほかのこと(趣味とか)、に振り向けるようになりまた生活スタイルが変わるのだろう。しかし一軒家ではそのような代理サービスを行うことが難しい。近所の何軒かで共同してそのような設備を持つという可能性もないではないが、管理責任の所在などいろいろ難しいだろう。そこをうまく解決できるようなサービスを展開できればちょっとしたビジネスチャンスになるかもしれない。

これからは都市部の生活はますます一軒家から集合住宅へシフトしていくだろう。代理受け取りサービスのような生活コストの共通部分を共有化することにより、集合住宅のほうがより生活の利便性をより高めることができるからだ。また共通部分のサービスを提供している管理側にはそのような設備を備えた分だけそうでない集合住宅より高い家賃設定ができる。いわゆるウィンウィンというやつだ*1。規模の効果の分だけ全体の厚生は改善し、一軒家より競争力を持つことになる。

*1:しかしこのウィンウィンて言葉ってあれだ。なんかバイブの振動音みたいで間抜けだ。