感想

一方で、サーファーや空気の操縦者が、「空気読め」と言うのは、別の意味である。
彼らの言う、「空気読め」を翻訳すると、「ぐわははは。オレ様のように空気を読む力のない貴様は、劣った人間なのだ!空気の読めるオレ様は優れた人間なのだ!偉大なのだぁ!」となる。

(分裂勘違い君劇場 - 「おまえも空気の奴隷になれ」って?「空気読め」の扱い方次第で人生台無し)

いや、空気に関する7分類は面白かった。すんばらし。僕は(6)かな、たぶん。

けど、ちょこっとだけ付け足すならサーファーや操縦者が「空気嫁」っていうのはそんな無駄な理由じゃないだろうと思ったり。彼らがそうのたまうのは単純に「空気の読めない人」がいると、迷惑だからだろう。

なぜ迷惑か?それは空気の読めない人がいると全体の流れが読みにくくなるからだろう。空気の読めない人は「場の空気をかき乱す」。すると今まで読めていた流れも読めなくなるから、サーファーとか操縦者などの「読めている人」は困るのだ。ほら、波が急に変化したり、乱気流に突っ込んだりしたら嫌でしょ?

ということで彼らは「空気が読みにくくなる」から、という個人的利害に基づいて「空気を読めない人」を嫌うのだ。もしくは流れを乱さないよう諭す*1

大体、虚栄心なんか満たしたって実際の利益ないんだから、能力の高い人はそんなことしないって。彼らが反応するのは実害が出そうなときだけ。

*1:もちろんそれは自分のために。引用先の文脈に従えばすべての人間は利害と感情の生き物であるとのことだ。